超初心者向け!WordPress子テーマの作り方

wordpress 子テーマ

WordPressでサイトを運営していると、デザインや機能を「ちょっと変えたい」と思うこと、ありますよね。でも、親テーマを直接編集してしまうと、テーマのアップデートでその変更が消えてしまう危険があります。そんなときに便利なのが「子テーマ」です。

この記事では、WordPressを触るのが初めてという方でも迷わず進められるように、子テーマの作り方をやさしく丁寧に解説していきます。カスタマイズしても安全なサイト作りの第一歩として、ぜひ最後までご覧ください。

目次

1. 超初心者向け!WordPress子テーマの作り方

1-1. 子テーマとは?基本の仕組み

子テーマとは、親テーマ(元となるテーマ)の機能やデザインを引き継ぎながら、自分用にカスタマイズできるテーマです。親テーマに手を加えるのではなく、別に作成した子テーマに変更点だけを加えていくことで、アップデートの影響を受けずにオリジナルのサイトを保てるようになります。

とっても便利な機能!
子テーマを『有効化』してしっかり活用しましょう。

1-2. 子テーマを使うメリットとは

子テーマを使う一番のメリットは、「安心してカスタマイズできること」です。親テーマをそのまま変更すると、アップデート時に変更が上書きされてしまいますが、子テーマならその心配がありません。また、エラーが起きた場合でも親テーマに戻すだけで元の状態に復元しやすくなるため、初心者にとって非常に扱いやすい方法です。

2. 5分でできる!WordPress子テーマ完全手順

2-1. style.cssとfunctions.phpの準備

まずは子テーマ用のフォルダを作成し、以下の2つのファイルを用意します。

style.css

/*
Theme Name: my-child-theme
Template: 親テーマのフォルダ名
*/

このファイルは、テーマとして認識されるために必須です。Templateには親テーマのディレクトリ名を正しく入力しましょう。

functions.php

<?php
function my_theme_enqueue_styles() {
  wp_enqueue_style('parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css');
}
add_action('wp_enqueue_scripts', 'my_theme_enqueue_styles');

このコードにより、親テーマのスタイルが子テーマに反映されます。

2-2. 子テーマを有効化する方法

WordPressの管理画面にログインし、「外観」>「テーマ」から子テーマを有効化します。上記のファイルが正しく作成されていれば、新しいテーマとして子テーマが表示されているはずです。

有効化すれば、すぐに自分だけのカスタマイズが反映できるようになります。

3. WordPress子テーマ作成を超やさしく解説!

3-1. テキストエディタとFTPの使い方

子テーマの作成にはテキストエディタ(例:VSCode、Sublime Text)とFTPソフト(例:FileZilla)があると便利です。テーマフォルダの作成・編集は、WordPressの管理画面ではなくサーバー上で行う必要があるため、これらのツールで安全に操作しましょう。

3-2. よくあるミスとその回避法

  • style.cssTemplate名が間違っていると子テーマが認識されません。
  • functions.phpのコードにスペルミスがあるとエラーになります。
  • 子テーマを有効化しても見た目が変わらない場合は、CSSの継承設定を確認しましょう。

細かな点ですが、こうした基本的な注意で失敗を防ぐことができます。

4. 失敗しない!WordPress子テーマの始め方

4-1. 親テーマとの関係に注意

子テーマは親テーマの存在が前提です。親テーマが削除されると、子テーマは正常に動作しません。親テーマのバージョンにも依存するため、更新時には必ず事前に確認しましょう。

4-2. カスタマイズ前にすること

子テーマを使って編集を始める前に、必ずバックアップを取りましょう。また、FTPでのアクセス権限やテーマファイルの構成などもあらかじめ確認しておくと安心です。

どんな作業でもバックアップを行うことで安心して作業出来ます。
色々なとことで使うのでこれを機にバックアップのやり方も身につけましょう!

5. 子テーマって何?作り方と注意点まとめ

5-1. 子テーマ作成で注意すべき点

  • 必ずstyle.cssfunctions.phpを用意する
  • 親テーマの変更があると影響を受ける可能性もあるため注意
  • テーマによっては特殊な構造をしており、子テーマがうまく機能しないことも

5-2. 管理・更新時のポイント

子テーマを使っているときは、親テーマのアップデート情報に敏感になりましょう。また、変更履歴を残しておくと、後からどの部分を修正したか把握しやすくなります。定期的なバックアップも大切です。

まとめ:子テーマを使いこなして賢くサイト運営を

WordPressで安全に、そして自由にカスタマイズを楽しむには「子テーマの作り方」を知っておくことが重要です。最初は難しく感じるかもしれませんが、一度設定してしまえばその後の運用はグッと楽になります。

ぜひこの記事を参考に、あなたのWordPressサイトをもっと魅力的に、もっと使いやすくしてみてください。

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